練習の精神で
ホテル・ザ・エルシイ町田で中央大学文学部の都筑教授による
学術講演会があった。
演題は「人生90年時代における生き方ーワーク・ライフ・バランス
の観点からー」だった。
講演の中で都筑教授はNTT東日本の下記のコマーシャルを引用された。
イチローはなぜ、同じ毎日を繰り返しているのに未来をつくれるのか。
確かな一歩の積み重ねでしか、未来へは行けない。通信の未来も、
確かな今日の積み重ねでつくられていく。今を未来にする光。NTT東日本。
続いて、ドイツの教育哲学者ボルノウが書いた『練習の精神』
ー北樹出版ーから下記を引用された。
１）必要とされる能力は、たゆまぬ練習の中でのみ維持される。
２）人間は絶えず繰り返される練習によってのみ、その存在において
自らを維持できる存在なのであって、その能力を所有していると
自称して練習を止めたときには枯渇してしまう存在なのである。
３）人間は練習の対象に忘我的に没頭することによって、
自己の内的自由への道を獲得する。
これは私が提唱している英会話上達の秘訣そのものではないだろうか？
すなわち、英会話は知識として学ぶべきものではなくて、練習して
身につけるものだからである。
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