ゼノサーガエピソード2について


タイトル ゼノサーガ エピソードII 善悪の彼岸 - Jenseits von Gut und Bose -
発売元 ナムコモノリスソフト
機種 プレイステーション2
メディア 片面1層DVD-ROM2枚
メモリーカード 292KB(PS2専用)
デュアルショック2 対応
5.1chドルビーデジタルオーディオ 対応
PS2専用HDD 非対応
発売日 2004年6月24日
価格 6980円(初回限定版17800円)

今回は高橋哲哉氏は総監督から原案・監修という立場に身を引いている。

エグゼクティブプロデューサーは杉浦博英氏。キャラデザインは田中久仁彦氏。音楽は梶浦由紀氏。メカニカルデザインは石垣純哉・麦谷興一氏。

今回はエピソード1の終了後の第2ミルチアから物語が始まる。14年前に起きた「ミルチア紛争」の真実に迫る物語。

初回限定のプレミアムボックスは、ピクチャーディスク仕様DVD-ROM、タブバイクフィギュア、KOS−MOSフィギュア2体、
タブバイクフィギュア台座、KOS-MOSフィギュア台座、KOS-MOSフィギュア用武器3種、ビジュアルブックが付属。

今回は片面1層DVD-ROM2枚組となり、ディスク入れ替えが必要になった。


キャラクター

パーティーキャラ

シオン・ウヅキ 22歳。ヴェクター第一開発局、KOS-MOS開発計画の主幹技師の女性。
実は伊達メガネであり、とある事件でメガネを外すことになる。幼少時、ミルチア紛争で両親を失い、
さらに二年前に初恋の男性をKOS-MOSの暴走事故で失うという、心に深い傷を負ったが、それを決して表に出さない前向きで明るい性格。

ケイオス 外見上16歳。混沌の名を持つ。ゼノサーガの物語の大きなカギとなりうるキャラ。
自分の名前以外は一切の過去を語らず、記憶の有無を含め、すべてが謎に包まれている少年。

KOS-MOS(コスモス) 外見上18歳。秩序の名を持つ。ヴェクターによって開発された女性型戦闘用アンドロイド。
コスモスはシステム名称で、彼女自身の名前ではない。開発者であるシオンは無条件に護る。
合成人間(レアリエン)技術の発達したこの時代において、全てが機械部品で構成されている。

M.O.M.O(モモ) 外見上12歳。グノーシスを知覚するためのD.S.S.S.を搭載した百式観測レアリエンのプロトタイプ。
外観は開発者、ヨアキム・ミズラヒの亡き娘、サクラ・ミズラヒを基にして作られた。
深層意識内にミズラヒ博士の遺産である「Y資料」が封印されており、そのためU−TIC機関から狙われることとなる。

Jr.(ジュニア) 外見上12歳。星団連邦ミルチア自治州にある特殊財団、クーカイ・ファウンデーションの代表理事の一人。
見た目は幼いが、実年齢は26歳以上。形式上ガイナンの養子になっている。
過去、星団連邦を危機に陥れたウ・ドゥと呼ばれる波動存在に対抗するために、そのアンチ存在として「生成」されたU.R.T.V.(U-レトロヴァイラス)部隊の生き残りの一人。本名ルベド。

ジギー 外見上30歳。連邦警察第1875特殊作戦司令部分遣隊隊長として30歳で殉職後、強化素体用に献体され、
戦闘用サイボーグとして接触小委員会に配備された。献体後98年経過している。コードネームは、Zigratt8。
過去にテロで妻と息子を失った辛い記憶を持っているため、人間としての体を徐々に削ろうとしており、完全な機械になることで辛い記憶を消すことを望んでいる。

ジン・ウヅキ 35歳。シオンの兄。冷静沈着な性格である。かつては星団連邦軍人であった。


サブキャラ

カナン ヴェクターによってチューンナップを施された特殊なレアリエン。感情の起伏に乏しく、まるでロボットのような話し方をする。

アルベド・ピアソラ 外見上26歳。ミルチア紛争時にウ・ドゥの波動に汚染されたことから、精神が崩壊し、現在の性格となってしまった。Jr.同様U.R.T.V.部隊の生き残りの一人。

ガイナン・クーカイ 26歳。クーカイ・ファウンデーションの代表理事の一人。Jr.同様U.R.T.V.部隊の生き残りの一人。本名ニグレド。

ケビン・ウィニコット ヨアキム・ミズラヒの元助手。KOS-MOSの原設計者。KOS-MOSの暴走事故で死んだはずだが・・・
いつもヴィルヘルムのそばにいる赤マントの男の正体か?

マシューズ 40歳。航宙貨客船エルザの船長。ジャンク屋稼業を営んでいる。元星団連邦政府軍海兵隊。
浪費癖があり、常に借金に追われている。クーカイ・ファウンデーションにも借金をしていて、エルザも担保に取られているほど。

トニー 29歳。エルザの操舵手。一見優男風だが、ひとたび操縦桿を握ると、その人格が変わって見えるほどの暴走癖の持ち主。
その操縦テクニックにおいては、右に出るものはいない。女好き。

ハマー 27歳。エルザのナビゲーター。お調子者だが、ナビゲーター、エンジニアとしての腕も一級品。
10代の頃は天才ハッカーだったが、ある犯罪組織のデータベースに手を出し、命を狙われたところをマシューズに救われる。
トニーとは幼馴染。

ヨアキム・ミズラヒ 死亡時52歳。希代の天才と呼ばれた科学者で、既に死亡。百式観測器の提唱者で、モモの製作者。
彼の研究成果は星団連邦の発展に大きく貢献したが、死因も含め、謎に包まれた面が多い。天才である反面、狂人とも呼ばれる。

ユリ・ミズラヒ 44歳。対グノーシス組織「接触小委員会」の設立を提唱した女性。ヨアキムの前妻。戸籍上のモモの保護者になっている。
ミルチア紛争を引き起こすきっかけを作った亡夫を憎んでおり、愛娘に似せて作られたモモを疎んでいる。

サクラ・ミズラヒ モモのモデルとなった少女。すでに故人。
精神に障害を持っていたため、感情を表すことも話すこともできず、特殊な条件で精神世界にダイブすることだけで会話が可能だった。
モモのような天真爛漫な元気さは持たない。

シェリィ・ゴドウィン 22歳。ガイナンとJr.を補佐し、クーカイ・ファウンデーションを支える女性。
以前はある製薬会社が非合法に所有した実験体の一人だった。

メリィ・ゴドウィン 20歳。シェリィの妹で、同じくクーカイ・ファウンデーションを支える女性。
同じく実験体だった。なぜか謎の地方星系の言語でしゃべる。どうやらお笑い芸人を目指しているらしい。

マーグリス 44歳。U-TIC機関総司令官。元星団連邦軍人でミルチア紛争に関わりがある。ジンと因縁がある?

ペレグリー 35歳。マーグリスの副官を務める女性司令官。

セラーズ U-TIC機関の科学者。ヨアキムとともにゾハルの研究に参加していた。ヨアキムにライバル心を持っていた。

ヘルマー ミルチア自治政府代表評議員。Jr.、ガイナンらの善き理解者である。

ヴィルヘルム ヴェクター・インダストリー社の総帥。見た目は青年だが一切の素性が不明。

アレン・リッジリー 24歳。KOS-MOS計画の副主任を務める。悲しい3枚目の宿命に囚われている。

ネピリム 謎の少女。

ハカセ クーカイ・ファウンデーションに研究所を構えるロボットアカデミーの名物博士。妙なロボの研究ばかりしているとぼけたじいさん。

スコットクン ロボットアカデミーハカセの弟子。「スコット君」ではなくあくまで「スコットクン」である。


A.M.W.S.(エイムス)

強襲用機動兵器システム「Assalt Maneuver Weapon System」の略。

前作で登場したA.G.W.S.はA.M.W.S.をグノーシスとの戦闘のために小型化、改良したものである。

A.G.W.S.自体は汎用性やコストの面からいまだ十分に配備されているとは言えず、そのため、対グノーシス戦闘以外ではA.M.W.S.と呼ばれる端末兵器が使用されている。

E.S.(イー・エス)

A.M.W.S.とも違う、さらに高性能の人型端末兵器。アニマの器と呼ばれる謎の物体を組み込むことによって動いている。

前作でアルベドが用いた機体・シメオンもE.S.である。コックピットは二人乗りが可能。


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