FF10について


発売元 スクウェア
機種 プレイステーション2
メディア DVD−ROM(1枚)
メモリーカード 64KB(2専用、最大99個)
デュアルショック2 対応
5.1chドルビーデジタルオーディオ 対応
PS2専用ハードディスク 対応
発売日 2001年7月19日
価格 8800円

エグゼクティブ・プロデューサーは坂口博信氏。キャラデザインは野村哲也氏。音楽は植松伸夫氏。イメージイラストは天野喜孝氏。

今回の舞台は中世やSF世界よりも、青い空と青い海のアジア・南国風の世界。キャラは8頭身。

主題歌は、沖縄の歌手、RIKKIさんの「素敵だね」。

声の出演は、ティーダが森田成一さん、ユウナが青木麻由子さん。
NHKプロモーション所属の俳優で、8のムービーシーンのキャプチャーにも参加していたそうです。
特定のキャラのイメージがつきまとうので本業の声優じゃない人だそうです。

当初、DVD1枚組の通常版とDVD2枚組の高付加価値版が同時発売で、
高付加価値版は通常版に比べて高画質・高音質で読み込みが通常版よりは長いということだったが、
高付加価値版はなしとなり、通常版のDVD1枚で、高画質化を実現したので通常版のみとなる。

「Other Side Of The Finalfantasy」というFF映画の予告、FF10のメイキング映像、プレイオンラインのPR映像、
スタッフ・声優インタビューなどが収録されたDVDビデオを同梱。予約特典ではなく、全製品に付属。

今回の召喚魔法は、召喚した召喚獣が、そのまま戦闘に参加する。独自のステータスも持つ。

おなじみイフリートと、新登場のヴァルファーレが登場。

バトル中にキャラを入れ替えられる。アクティブタイムバトルではないが、時間の概念はある。

PS2専用ハードディスクに対応。ディスクキャッシュに用いることで、読み込み速度の向上で、画面切替時間が早くなり、より快適にプレイできる。

バファイ・バコルド・バサンダ・バウォタ・ウォータなどが復活。ウォータはウォタラ、ウォタガになる。


ファイナルファンタジー10インターナショナル

発売元 スクウェア
機種 プレイステーション2
メディア DVD−ROM(1枚)
メモリーカード 64KB(2専用、最大99個)
デュアルショック2 対応
5.1chドルビーデジタルオーディオ 対応
PS2専用ハードディスク 対応
発売日 2002年1月31日
価格 7800円

英語版FF10を逆移植したもの。キャラクターボイスは英語で、字幕は新たに英語版シナリオを翻訳したもの。

装備品ソート機能、最初から全キャラがどの方向へも進める新しいスフィア盤(以前のものと選択・以後変更不可)、
新シナリオ・ボス・召喚獣バトル・アビリティ・イベント追加となっている。

おまけのDVDビデオが付属で、「素敵だね/RIKKI」プロモーションビデオ、日本・海外の声優インタビューなどが収録。


キャラクター

ティーダ Tidus 主人公。17歳。175cm。いつも元気一杯の熱血スポーツ少年。勝ち気でお調子者。
水中格闘球技「ブリッツボール」の名選手。装備は、剣と盾。声優は森田成一さん。

ユウナ Yuna ヒロイン。17歳。161cm。しっかりものの女の子。世界で有名な召喚士の娘で、召喚士としての高い素質を秘めている。
装備は、ロッドと指輪。声優は青木麻由子さん。

キマリ=ロンゾ Kimahri=Ronzo 召喚士に仕える「ガード」と呼ばれる守護者。ロンゾ族というライオンのような獣人。推定25歳。204cm。
ユウナが幼いころから、ずっと守り続けている。非常に無口。装備は、槍と小手。声優は長克巳さん。

ワッカ Wakka ブリッツボールチーム、ビサイド・オーラカの選手兼コーチ。23歳。188cm。
気さくでおひとよし。エボンの教えには従順。装備は、ブリッツボールのボールとプロテクター。声優は中井和哉さん。

ルールー Lulu ユウナの「ガード」の黒魔道士の女性。22歳。167cm。どんな時も冷静で厳しい態度で接している。
お姉さん的存在としてユウナを支えている。ワッカとも幼なじみ。装備は、モーグリなどのぬいぐるみとリング。声優は夏樹リオさん。

アーロン Auron ユウナの父ブラスカのガードとして活躍した剣士。35歳。182cm。
ティーダの父とも知り合いらしい。冷静沈着でクールな男。装備は、大剣と腕輪。声優は石川英郎さん。

リュック Rikku 独自の言葉を持ち、この世界では禁じられている機械を使う民族、アルベド族の少女。15歳。158cm。
アイテムを盗んだり、攻撃アイテムを使用できる。装備は、鉄甲と小型の盾。声優は松本まりかさん。


シーモア=グアド Seymour=Guado 亜人グアド族と人間の間に生まれた。
父であったグアド族の長の後を継ぎ、28歳の若さで一族を治めている。声優は諏訪部順一さん。

シド 37歳。アルベド族の長。リュックの父。つるつる頭が特徴。思考よりも行動が早いタイプの性格。声優は坂口侯一さん。

アニキ リュックの兄。モヒカンヘアーが特徴。親しみを込めてみんながアニキと呼び、シドすら名前で呼ばないため、本名は不明。
父、妹とは違って、アルベド語しか使えない。

ジスカル=グアド グアド族の先代の長。シーモアの父。

ブラスカ ユウナの父。10年前に最後にシンを倒した偉大な召喚士。

ジェクト ティーダの父。息子には非常に厳しかったようだ。
ブリッツボールの名選手だったが、10年前に海で行方不明になり、死んだことになっている。

オハランド  かつてシンを倒した大召喚士の一人。もともとはブリッツボールの名選手。

ガンドフ  かつてシンを倒した大召喚士の一人。

ヨンクン かつてシンを倒した大召喚士の一人。

ガッタ  17歳。討伐隊の一人。熱血漢な性格で、気持ちが先走ることも。

ルッツ  23歳。討伐隊の一人。ガッタの先輩。

ルチル 25歳。討伐隊チョコボ騎兵隊の騎士。女性ながらも、リーダーとしての信頼も厚い。

エルマ 19歳。討伐隊チョコボ騎兵隊の騎士。ルチルの部下。

グラスコ 17歳。討伐隊チョコボ騎兵隊の騎士。ルチルの部下。気弱で、騎士には向いていない性格。どんなチョコボと心を通わせることができる。

チャップ ワッカの弟、討伐隊に参加し戦死した。ルールーの婚約者で、ティーダに似ていたらしい。

シェリンダ エボン寺院の巡回僧。教えを広めるために各地の寺院を巡回している。何かと冒険中に出会うことに。

メイチェン 世界各地に現れ、スピラの秘密を語る謎の老人。エボン寺院すら知らないことも知っている?

ドナ 召喚士。先輩としてユウナには厳しい。バルテロが尻に敷かれているのはいうまでもない。

バルテロ ドナのガードでボーイフレンド。大柄で無口。アーロンに憧れている。

イサール 召喚士の青年。真面目な性格。兄弟で旅をする。

マローダ イサールの弟でガード。兄とは正反対の肉体派。

パッセ イサール・マローダの弟。まだ幼いながら、兄とともに旅をする。

23代目オオアカ屋 世界各地を渡り歩く旅の商人。

ワンツ ユウナの行く所に現れるストーカーまがいな少年。

リン 各地にある旅行公司のオーナーのアルベド族。常に冷静で、友好的な性格。

ベルゲミーネ 謎の多い召喚士の女性。ユウナと召喚獣の腕試しをする。外見年齢以上に貫禄がある。

ケルク=ロンゾ ロンゾ族の族長で、エボン寺院の老師。

ビラン=ロンゾ 大兄と呼ばれる、ロンゾ族最強の男。キマリの角を折った人物。

エンケ=ロンゾ ビランの子分。キマリを角なしとバカにする。しかし、ビランも認める実力はある。

ズーク かつてワッカとルールーがガードを務めた召喚士。しかし、ナギ平原で旅をあきらめた。

ギンネム かつてルールーがガードを務めた召喚士。旅の途中で死亡。

トワメル=グアド ジスカル、そしてシーモアに仕えるグアド族の族長の側近。

ウェン=キノック エボン寺院の老師。アーロンとは古くからの友人だった。

ヨー=マイカ エボン寺院総老師。エボン寺院の頂点に立つ。

ユウナレスカ 最初に「シン」を倒した召喚士。4大召喚士とは別格で崇められている。
ユウナの名は、彼女から取られ、彼女のように立派になって欲しいとの願いが込められている。

ゼイオン ユウナレスカの夫で、ユウナレスカを支えた。彼の活躍で、召喚士を守るガードという考えが生まれた。


用語集

究極召喚 ユウナのような召喚士一族が今までのシリーズ以上に物語の鍵を握る重要な存在らしい。
シンを倒せる唯一の手段とされているもの。

シン 発達しすぎた人類に架せられた災いとされる謎の存在。見た目は巨大なクジラのようなモンスターのようだ。
一度倒しても何度でも復活する不死身の存在。

ボイス ついにキャラクターに声が入る。主人公たちが声を出してセリフをしゃべる。
戦闘中のかけ声なども。さすがに魔法や技名は叫ばないらしい。

フェイシャルモーション ゲーム中の場面によって、主人公達の表情を変えることができ、
キャラが豊かな感情表現ができ、さらにリアルな演出ができる。

アクティブフィールド 今までの擬似的な3Dではなく、世界がフルポリゴンで表現され、その中を自由に動きまわることができる。
キャラの動きによって画面の視点が見やすく変わる。

異界送り 死んだ人々の魂を供養して異界に送る儀式。「シン」に殺された人の魂はモンスターになってしまうので、そうさせない為にも必要。

シームレスバトル イベント・戦闘のつなぎ目をなくし、イベントシーンで戦っているようにな戦闘シーン。

スピラ この世界のこと。「シン」の脅威に、何百年も苦しめられている。

ナギ節 シンを倒し、シンのいない期間のこと。つかの間の平和である。

エボンの教え スピラの民が信仰する教え。独自の礼法や、むやみに機械に頼らないなどの教えがある。

ザナルカンド 物語のカギとなる土地。機械文明を極めた巨大な都市だったが、1000年前にシンに滅ぼされて、廃墟と化しているらしい。

ブリッツボール 水を集めて作られた巨大な球体のプールの中で選手たちがバスケットやサッカーの様に、
ボールを取り合ってゴールを決め、そのゴールで決めた点数を競い合うゲーム。
ミニゲームとしても用意されている、実況や、プレイヤーや相手の位置を示したレーダー等がある。

オーバードライブ バトル中、敵の攻撃を受けたりし、怒りが頂点に達した時に出せる攻撃。キャラごとに決まっている。
ティーダ 剣技 FF8のスコールのように、移動するゲージをタイミングよく止めることで、強力な攻撃ができる。
ユウナ マスター召喚 召喚獣をオーバードライブ状態で召喚する。
キマリ 敵の技 いわゆる青魔法、モンスターから技を覚える。「竜剣」を使うと、HP・MPと同時に、技を吸い取れる。
ルールー テンプテーション ゲージが現れ、制限時間内に右スティックを回した回数だけ、魔法を連発する。
アーロン 秘伝 表示されるコマンドを時間内に入力すると、必殺剣が発動する。
リュック 調合 2つのアイテムを組み合わせて様々な効果を発揮。
ワッカ 技 スロットで揃った色の属性で攻撃。

イフリート 地獄の火炎 炎と岩石の固まりで攻撃。
ヴァルファーレ シューティング・レイ 無属性レーザー攻撃。
シヴァ ダイヤモンドダスト 巨大な氷で攻撃。

オーバードライブタイプ ある条件でオーバードライブの発動条件を選べて使い分けることができる。
闘志 敵に攻撃がヒットするたびにゲージがたまる。
憤怒 仲間が攻撃されるたびにゲージがたまる。
修行 自分が攻撃されるたびにゲージがたまる。
慈愛 仲間を回復するたびにゲージがたまる。
勝利 戦闘に勝利するたびにゲージがたまる。
凱歌 敵にとどめを刺すたびにゲージがたまる。

スフィア盤 今回はレベルは存在しない。バトル終了後にAPを獲得し、APが貯まると、「S−Lv」が上がり、
スフィアLVを消費してすごろくのようにスフィア盤を移動させ、
移動先でスフィアを消費することによりスフィア盤からアビリティや能力値を入手できる。
ズームアウトしたり傾けて見ることができる。
各キャラクターの初期位置は異なり、キャラの特性に近いアビリティーが多く配置されている。
全ての道を通ることは可能なので、条件によっては他のキャラのアビリティを覚えることも可能らしい。
しかし、あまりそのキャラとかけ離れた能力の場所へは、特別な条件を満たす必要がある。
一度通った道は、少ないスフィアレベルで通れる。使用するスフィアは、敵との戦闘や、宝で入手。

アビリティシステム オートアビリティとコマンドアビリティに分けられている。
オートアビリティは、装備するだけで効果があるもの。コマンドアビリティは、戦闘中のコマンドとして使えるもの。
武器・防具にアビリティを付けて、装備することで、アビリティの効果を発動する。

改造 武器・防具を改造することができる。
改造のためにはアイテムが必要。追加効果や、属性を追加することができる。
属性などによっては、武器・防具の名前が変わる。

カウントタイムバトル(CTB) ATBに代わり導入された新バトルシステム。
素早さの高い順に行動し、順番が回ってきたときにすぐにコマンドを実行する。
素早さに差があれば、相手が一回動く間に二回動ける。コマンド入力でもたもたしてるとどんどん攻撃されることはない。
CTBウインドウによって、16回後までの攻撃の順番が分かる。(その後の攻撃によって順番は変動することも。)

トリガーコマンド 特定のイベントバトル時に、イベントの演出のために用意された特殊コマンド。


これまでのような、街とワールドマップとの明確な区別はない。

プレイオンラインが通信インフラの整備の遅れのために当初の予定よりもサービス開始が遅れるため、

ネットと直結した情報サービスはFF10には間に合わない。完全なオフラインゲームに。今回は攻略本も出します。


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